前回の記事と少々つながる部分はあるのですが、9月の初めころに娘とゴッホ展に行ってまいりました。

娘に「ゴッホといえば何が思い浮かぶ?」と聞くと、「うーん…ひ、まわり?」と首をかしげていたので、こりゃ連れて生きがいがあるなと思いました。

ただ、当日の会場は大混雑で、しかもテーマが「ゴッホのジャポニズム」。「ねーねー今回はひまわりないのー?」「ないない、でも他にも面白い作品たくさんあるよ」と、人ごみの中で何とか娘の手を引いて進んでいきました。

あなたはどの作品が好き?

今回の展覧会、後半にはゴッホと日本の交流が示された資料が中心だし、どうしても娘も飽きてしまいがち。ということで、娘と「この展覧会で一番好きだった絵を探してみようゲーム」をしてみました。

娘のお気に入りはやはりゴッホの「寝室」。

 

明るい色彩と、自分の部屋の間取りに似ているそうでどうも好きらしい。

あと、ゴッホの『花魁』の元になった、渓斎英泉『雲竜打掛の花魁』もよく見ていました。

 

歴史漫画で絵師の木版画について読んだばかりだったようで、「これは北斎とか広重と同じように描いて刷ったの?」等と聞かれたりしました。

私?私は断然、「夾竹桃と本のある静物」ですね。

ゴッホがアルルに住み始めた直後に、

ぼくはまた、門の前に樽植えにして夾竹桃を二本、植えようと思っている

と書簡に書いたようです。「もーーナイスアイデアだよそれ!私もやりたい!ねぇ一緒にやろうよ!」とゴッホの絵に話しかけてしまいました。

もともと静物画ってその魅力がぴんと来なかったのですが、ゴッホのおかげで大好きになりました。この匂い立つような夾竹桃、人の目線を感じる構図と本の配置。あーたまらん。何と美しい絵なんだろうと思います。

娘とそんな感じで、自分の好きな絵への思い入れを話しているだけであっという間に時間が過ぎてしまいました。

生活の中のゴッホ

展覧会を見終わってからも、書店に並ぶ関連本を見つけては、「あ!ゴッホあるよ!」と娘が叫んだり、他の作家の絵も見ては「色とかなんかゴッホみたいじゃない?」「今日の私の服装、何かゴッホの絵みたい!」とか言い出したり。

彼女の中で「○○のようだ」の中に、「ゴッホ」が入った瞬間に立ち会えたなと思います。

そう、きっと私たちの暮らしの中に、ゴッホやマネやピカソの作品はあるのです。相手や自分の心情、環境の変化に鋭敏になり世界を見つめることで、私たちはそこに画家たちが描いてきた世界を見ることができる…と思うのです。

先日、弦巻楽団の「リチャード三世」を拝見した時も同じことを思いました。

弦巻楽団「リチャードⅢ世」を観劇しました!

薔薇戦争は本当に過去のことなのか?
イギリス王室の骨肉の争いは現代にあるのか?
そして、あなたの身の回りにリチャード三世のような人間はいないか?
リチャード三世はもしやあなたではないのか?

これから彼女が生きていくうえで、様々な演劇や美術などに触れていく機会が多ければいいなと思っています。

それは過去を、今を、未来を、世界を、自分の内側を、宇宙までを一度に見通せる強い目を持たせてくれるのだと、私は信じています。

お待たせ!ミュージアムグッズです!

今回もたくさんオリジナルグッズを購入してしまいました。内容も充実していて大賑わいでした。

まずはマスキングテープです。

わたしは花魁柄にしました。なかなかサイケデリックで可愛いです。

そして、「夾竹桃と本のある静物」の一筆箋。

ポストカードとボールペンのセット。

クリアファイルは寝室にしました。部屋に飾ってもよさそうです。

お気に入りはこの付箋。絵の中のモチーフを付箋部分に採用したもの。あまりにもかわいいので3種類コンプリートしちゃいました。

この折り紙もちょっと変わっています。

柄は6種類入っています。自画像、花魁、寝室ですね。この3種類がオリジナルグッズ全体のメインの絵になっていたのかもしれません。

娘が見つめる中、グッズを買いあさる母を…どうか許してください!

それではまた次回~!


ゴッホ展 ミュージアムグッズ

A4クリアファイル ¥400

折り紙 ¥550

付箋 ¥550

一筆箋 ¥420

マスキングテープ ¥550

ポストカード ¥120