「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」で忘れられない別れについて考える

もう終わってしまったあとの更新で大変に恐縮なのですが、2017年11月4日(土)に、第4回新千歳空港国際アニメーション映画祭に行ってきました。

今回で4回目となるこの映画祭、実は初めての参戦でした。お目当ては映画祭の招待作品である「『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』35㎜フィルム上映」でした。

『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』35㎜フィルム上映

幼い頃、大判コミックスをむさぼるように読んでいたのですが残念ながら映画は未視聴。これはまたとない機会だということで、前売り指定券を購入し、娘と行ってきたのでした。

これを会場に持ってきていた人もいました。

見終わった後の感想を美術展の手帖にまとめたりもしました。

【本日の一品】「美術展の手帖」で作品と向き合った時の心の動きを残そう!

あらすじはこんな感じです。

”めんこい”とは”かわいい”という意味。動物好きのまる子は、『めんこい仔馬』の歌がお気に入りの1曲となる。その日の帰り道。まる子は静岡のおばあちゃんの家に遊びに行くことになっていた。幸運にもクラスメイトの花輪クンのロールスロイスで送ってもらえることになり、まる子は大喜び。すっかり気分はおじょうさまに。途中、まる子は似顔絵書きのお姉さんと知り合った。白い紙の上にサッサッと顔を描いていく様子を見て、絵が大好きなまる子は大感激。お姉さんと親しくなっていく。

手帖の内容、一部ですが、こんな感じですね。

もう全部で8回くらい泣きましたね。ぐっちゃぐちゃになりました。コミックスで読んでいた時も泣きましたけど、元の映画はこんなに素晴らしかったのかと…思い出すだけで今も涙が出てきます。

感想として書きたいことは山ほどあるのですが…個人的に、つい最近学生の頃にお世話になった先生が亡くなられたばかりだったので、この映画の「誰の人生にも忘れられない別れはある」というテーマに泣かされました。

特に、音楽の先生の大石先生。まる子ちゃんが生きていた時代で、大石先生くらいの年齢ならば、戦争で壮絶な別れを経験したこともあるでしょう。一瞬差し込まれる出征のシーンは、単に「めんこい仔馬」の曲の内容なのか、大石先生の過去なのか…

自分の力ではどうにもならない、大きな力によって人々は引き裂かれてしまう。そんな中で本当はつらいのに、涙をこらえて笑って送り出さねばならない…コミックスとは違う映像処理やカット割りが多く、それによって登場人物の深い心情を知ることができたのもよかったです。

スタッフロールを見ると寒気がするほどの豪華なスタッフの皆さん。細やかな演出によって登場人物全ての良さが引き出されていましたし、音楽とアニメーションの融合はもちろん伝説的な内容になっていました。

はーDVDいつか出ないかなー無理かなー…と思いながら、また上映する機会があれば、足繫く劇場に通おうと思います。

それではまた次回!

【本日の一品】土偶ピアスで考古学の世界へレッツゴー!

ミュージアムグッズ、または博物学や自然科学をテーマにした雑貨は数多くあれど、実は私、アクセサリーをなかなか持っていないんですよね…

素敵な作家さんの存在を最近知るようになり、これから増えていくとは思いますが、今手元にはあまりない状態。

そんな中でも私が持っている貴重なアクセサリーを今回はご紹介。

博物ふぇすてぃばる2016にて購入したイヤーアクセサリーです!

こちらを発見したのは、「考古学ふぇすてぃばる」さんのブースでした。

 

出展者は「土偶と縄文のポータルサイト・どぐぽた」さん。出展者紹介によると、「10月9日を土偶の日にする活動をメインに縄文文化や土偶の愛らしさを伝えるサイト「どぐぽた。」の編集メンバーをメインに、それぞれが考古学への愛を表現します。」とのことです。

どぐぽた。〜土偶と縄文のポータルサイト〜
オリジナル縄文グッズ、フード、ワークショップ、パフォーマンス、映画・・・それぞれの「縄文」を持ち寄って、1日限りの縄文村が東京中野区に出現します。 縄文好きな...

 

物販のすぐ横で土偶パフォーマンスとして妖しく踊り狂っているパフォーマーさんの姿を横目に(ごめんなさい)、私は可愛いアクセサリーに目を奪われてしまいました。

付けてみたところ。おお!土の存在感はあれど、これなら日常使い出来る!!と即買いしてしまいました。

他にもかわいい考古学グッズがつくられているのが、見ていて幸せな気持ちになります。ぜひ、考古学の面白さを今後も伝えていってほしいです。勝手に応援しています!

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どぐぽた。

イヤリング

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MURDER POLLENの展示会で真珠の島を纏った話

私がMURDER POLLENというアクセサリーブランドの存在を知ったきっかけは、雨宮まみさんの記事でした。

「それどこ」の雨宮さんの記事はどれも面白く、なかでもこのMURDER POLLENを紹介した記事がぐっときて夢中になりました。

MURDER POLLENさんは草花や動物など、自然界で強く優しく儚く生きるものたちを多くモチーフとして取り入れております。そう、私はミュージアムグッズオタクだし、博物館大好き人間だし、好きにならないわけがないのです。

特に天然石の行列のような作品を見ると、よく自分のinstagramでアップしているような、実のある植物を思い起させてくれるのです。これを自分の身体に纏えたら、そりゃもう幸せな気分になるでしょう。

いつか必ず絶対お迎えするんだ!と思い、instagramをチェックし続けたある日、メトロクス札幌さんにて展示会が開催されるとのお知らせを発見!

これは行かなくては!と、いそいそと出かけてまいりました。

どこまでも目移りする世界

メトロクス札幌さんのドアを開けると、そこにはキラキラと輝く天然石が、星々のように散りばめられていました。

私が展示会に行った当日は、作家の山本亜由美さんが在廊しておりました。

石や材料について、作品のイメージについて、石が大好きな私の娘について…もう楽しくてお話が止まらず、今すぐにでもまたお会いしたい!と思うほど、クリエイティブなパワーがあふれ出ている素敵な方でした。

それにしてもこの数!どれも魅力的で頭がくらくらしてしまいます。まるでひとつひとつが絵画の世界や、映画のワンシーンのよう。

山本さんが「ぜひ試着してみてください!」「これが似合うと思います!」と薦めてくださったおかげで、自分はどのようなアクセサリーが似合うのか見えてきたのでした。

 

格好いい熊!! 10/17tue-10/26thu spiral showcase exhibition start!!

ayumi yamamotoさん(@leonardo_abc_)がシェアした投稿 –

ちなみにこの左端の赤いサンゴのネックレスを付けさせていただいたのですが、これが意外と似合うんですよ!自画自賛しちゃいますけど!

「こんなに派手なネックレス、似合うのかな…?」と思っても、付けてみなくちゃわからない。自分の顔立ちがこのネックレスに負けていない…というか、別に私はアクセサリーと戦争をしているわけではないのに、なぜ勝ち負けで、どちらの存在感が強いかで考えていたんだろう?と思うほど、自分にしっくり馴染み、自分の良さを引き出してくれました。

本当に、ぜひ皆さんも展示会に足を運んで、実際に身に付けてみてほしいです!

バロックパールが手元で輝く

季節は11月。そう、もうすぐクリスマス。ということで、自分へのクリスマスプレゼントに何かひとつ自宅へお迎えしようということになりました。

目を付けたのはリングのコーナー。MURDER POLLENのリングは、それこそ天然石が一枚一枚の花弁になっているような作品が印象的でした。

しかし今回は、ひとつの石をフューチャーしたようなリングが多く、私はこのバロックパールのリングにすっかり魅せられてしまいました。

そう、最近なぜか自分の中でバロックパールブームなのです。最近購入した「美の壺」の真珠編の書籍版も素敵だったし、これは運命なのかもしれない…

この本お勧めです。

付けてみました。可愛い!まるで真珠の島が自分の指に乗っているよう!最高!ということで、インスピレーションで選び、この子をお迎えすることにしました。

おわりに

購入ののち、近所のカフェで早速装着。あー幸せ。自分の指をいつまでも見つめしまいます。

自分にフィットするからこそ、お気に入りのアクセサリーが似合う自分に自信が持てる。このご時世に、自分の味方になってくれる心強いアクセサリーだなと思いました。

どれひとつとして同じものはない天然石の魅力にハマってしまうMURDER POLLENの世界。11月15日までメトロクス札幌での展覧会は開催されておりますので、ぜひ行ってみてください!

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「MURDER POLLEN EXHIBITION VOL.7」
2017/11/3(金)〜11/15(水)

メトロクス札幌
北海道札幌市中央区大通西26丁目1-18 円山アーク1F

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娘にはここら辺をクリスマスに買ってあげようかな。

私は上記3冊が欲しいです。

【本日の一品】レトロな自然科学マッチに夢中!

昨日に引き続き、可愛いマッチのご紹介です。

消しゴムハンコや文具などを制作されている、ひよこまめ雑貨店さんの手づくりマッチです。いくつか作品は持っているのですが、今回はマッチを紹介します。

ひよこまめ雑貨店
「雑貨店」といいつつ店ではありません。消しゴムはんこを中心としたこまものづくり日記です。

 

ひよこまめ雑貨店さん、登場!!
神奈川県相模原市、東林間にある雑貨屋「海福雑貨」のブログです。

 

私は粘菌が描かれているのを購入しました。

裏面をひょいっとみてみると、「サラクモノスホコリ」の文字が。風船のような頭が可愛い変形菌ですね。

表面には「Stemonitis fusca」の文字が。ムラサキホコリですね。レトロなデザインと粘菌がこんなに合うとは…

このマッチを購入した場所は、自然科学にまつわる雑貨LOVERにとって非常に尊いお店である、うみねこ博物堂。ひよこまめ雑貨店とご夫婦で経営されています。

私は昨年初めて訪問しました。たくさんの昆虫標本、アンティークのガラス瓶やボタン、バッチなどなど購入しちゃいました…散在しまくりの危険なお店です。ですが…

とのことですので、気になった方はぜひぜひ行ってみてください…!
私もまた行きます!

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ひよこまめ雑貨店
マッチ(粘菌)

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粘菌生活…!

これ気になる。

やっぱりかわいいですなぁ。

【本日の一品】胸熱!nenerockさんの刺繍ワッペン

2017年10月13日、14日の2日間、北海きたえーるで開催されている「手づくりフェスティバル in北海道」。その初日に行ってきました!

出店の流れ [ 第33回 2017手作りフェスティバル in 北海道[手づくりフェスティバル] ]
第33回 2017手作りフェスティバル in 北海道にて開催される特別展示と特別企画の情報です。

 

会場はハンドメイド作品や素材がたくさん販売されていて、お客さんの熱気もすごい!ロビーで編み物に勤しむ方もいて、手作りを愛する人たちの熱気を感じました。

こんなの欲しかった!自然科学の刺繍雑貨

今回のお目当てはnenerock(ネネロック)さん!SNS上で作品をお見掛けして、その可愛さと精巧さに感動していたんです。イベントに出店するということでお伺いしました!

今回購入したのはこちらの4点!どうですかー!めっちゃ可愛くないですかー!題材も素敵だし、綺麗だし、お店ごと買い占めたくなってしまいました…

まずはハエトリ草。食虫植物のワッペン…!ハエの刺繍もたまらない…!

続いてラフレシア。あの匂い立つ強烈な香りが伝わってきます。糸の色使いもたまりません。

そしてキアゲハの幼虫。芋虫好きなのでこれはマストバイでした。かわいい…

最後に。一番気に入っているのがこのデメニギス!透明な頭部の表現が綺麗で、ポロシャツの胸に付けて歩きたい…ああでもコレクションに加えてニヤニヤしたい…と葛藤してしまう作品。最高です!

さいごに

今回は4点に留めましたが、まだまだ欲しいワッペンやキーホルダーがたくさんありました。これからもたくさん購入してしまいそうな予感。要注目です!

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札幌演劇シーズン2017で「Princess Fighter」を見てきました!

札幌演劇シーズン2017ミュージカルユニットもえぎ色 公演 「Princess Fighter」を見てきましたのでレポートします!

公演期間内にアップしようと思ったのに叶わなかったーー!ぐへーすいません。

写真撮影OKなのが嬉しかった!

そう、日によって公演本編の写真撮影がOKで、私たちが行った8/9(火)はちょうどその日!嬉しかったー。なのでガンガン撮りまくってしまいました。ありがとうございます!

8/9のシンデレラ役は、ダブルキャストで恒本寛之(もえぎ色)さんが出演の日。前説の際にカメラを向けたら目線をいただいてしまいました。

可愛い可愛い皆様(西村海羽(もえぎ色)/かとうめいこ(もえぎ色)/鈴木咲良/左海千優/左海夢依)による前説たまりません。

娘と悶えて、まんまとパンフレット買ってしまいました。今でも読み漁っているので買ってよかったと思います。

写真をダダダっと

さて本編。娘にとっては初めてのミュージカル。いつか見せに行こうかとは思っていたのだけど、まさかもえぎ色が最初になるとは!

一癖も二癖もあるけど多幸感たっぷりで笑える舞台。間違いなく娘は楽しんでいました。

今回の脚本は深浦佑太(ディリバレー・ダイバーズ)さん。娘に「ほら、この間の『ナイトスイミング』で主演をやられていた方が脚本書いたんだよ」と教えると、「何でもできる人なんだね…やばい…」とビックリしておりました。

それではお写真。ネタバレにならない程度に載せていきます。

オープニングの美しいドレスと華やかな舞台で、娘はもうメロメロ。

今思えば、この時点でラストへの伏線があったのだな…と写真を見返してみて唸りました。

個人的に青木玖璃子(yhs)さん演じる魔女のお衣装が素敵でした。THE・魔女って感じ。ディズニー感がすごい。

妖精たちはもちろん天使。

友情に熱い眠り姫のイーバラ(国門綾花(もえぎ色))と、白雪姫(塚本奈緒美)の関係性が物語の中心でした。

この、姫×姫というのが、アナ雪に浸ってきた娘にとって違和感なく物語の世界に入り込めた理由なのかなと思います。

現実世界にいたら非常にめんどくさい性格のおやゆび姫、マイア(長麻美(エンプロ))の存在感も良いスパイスでした。物語内での笑えるシーンにかなりマイアが絡んでいたように思います。

シンデレラのエラが男というのも鍵です。彼の存在があることで、戦いのシーンでピリッとした緊張感がありました。そして、「姫」の多様性をここにこうやって入れたのか…と唸るものがありました。

光燿萌希(もえぎ色)さん演じる人魚姫、アリーの歌声は素晴らしかった。いや、出演者の皆さまほんっとに歌声すごかったんですが。

アニメのミュージカルばかり見ていた娘も、生の人間が、演技して歌って踊るという本当のミュージカルに圧倒されていました。そうそう、こういう生の迫力を体感してほしかったのです。

そしてこのエンディング。やー泣けましたな。

女が自分の孤独とどう向き合うか。どう一緒に生きていくか。というテーマを自然と考えさせられました。

お楽しみのレビュータイム!

本編終了後はお楽しみのショータイム!こちらももちろん娘は初めて。

国門さんセクシー!この日は皆さんセクシー多めで、娘も「おっ〇い!見えそう!!すごい!セクシー―!」というような状態になっていました。ノリノリの母でごめんな。

「かっこいいー可愛い――私も踊りたいよーー」と、親子で感情が忙しい。

光燿さん、国門さんのこの笑顔にジーンとなる。

印象に残ったシーン

もうここからは雑談ですが、印象に残ったシーンや、娘の言葉などをずらっと載せていきます。

白雪姫役の塚本さん、この髪形のときのお顔、どなたかに似ていらっしゃる…と公演中ずーっと考えていたのです。そして思い当たりました…

うあああ!先日引退した嗣永桃子ちゃん(以下ももち)や!!!

白いお肌に長い手腕、もうここからはももちにしか見えなくなっていた私でした。

カントリーガールズのファンで、握手会にも行っていたくらい好きだったので、もう「あぁーー塚本さん―――ももちーーー(涙)」みたいになっていました。塚本さんごめんなさい。でもファンになってしまいました。可愛かった――。

そして私の好きなキャラクターがもう一人。宮永麻衣(もえぎ色)さん演じる、魔女の側近のコノイ。自分の役割に忠実でありながら、この方もまた内なる葛藤があったんですよね。

宮永さんのコノエは冷たさのなかにも人情味を感じたのですが、ダブルキャストの岩杉夏さんのコノエはどうだったのでしょう。そちらも見てみたかったなー。

そして魔法の鏡役の森髙麻由(もえぎ色)さん。終演後にレビューショーのお衣装でお見送りしている森髙さんを見て、娘は「嘘!鏡役の人!?全然違う!!別人だよ!!」と一番衝撃を受けていました。

ちょっとポップでダークな鏡の印象と、普段の森髙さんが全然繋がらないようで、役者さんの凄みをまたここで感じたのではないかなと思います。

最後に

Twitterに載せた感想が全てだったと思うんですが、美しい皆さんのお姿を載せたいがためにブログ書いちゃいました。はい、素敵でした。

舞台の上で楽しそうな、いかれたお姉様たち(めっちゃ褒めてる)を、娘に見せられてよかったな…

自分なりの表現や、心の糧や、宝物みたいなものを、これからの娘の人生の中で見つけていってほしい…というのが、私はいろいろ舞台とか展覧会に親子で行く最大の理由です。重いですかね。

でも親が子に与えられるのは「自尊心を積み重ねる材料」ぐらいなもんで、私には大人が楽しそうに生きてる姿を見せてあげることしかできないんす。むしろそれを精一杯自分の人生でやろうかなと。何より自分がめっちゃ楽しんでるしね。

そんな感じで、「またもえぎ色の舞台観たい!ほかの演劇も!!」と言っていたので、こちらとしてはうっしっし…です。

次回はクラアク芸術堂の「半神」が観たいそうです。ナイトスイミング以来、山木眞綾さんが気になっているそうなので。チケットまだとれるのかしら…

そんなこんなでまた次回でございます!ではー!

【SIAF2017】さっぽろ八月祭2017の盆踊りに行ってきました!

2017年8月5日に、札幌市北3条プラザで開催された、さっぽろ八月祭2017に行ってきました。
日中は子供の宿題やら工作の準備やらがあったので、参加できたのは夜から。ちょうど夜の盆踊りが始まるところでした。

さっぽろ八月祭スペシャルバンドの演奏がとにかく最高でした。普段はここに活動されているアーティストの皆さんが、このお祭りのためだけに集結。

「さっぽろ八月祭音頭」やあまちゃんのテーマソングをグルーブ感たっぷりに演奏してくれて、自然と身体がソウルフルに動き出します。

赤レンガテラスも向こうに見える、最高の会場です。踊り子さんの踊りも素晴らしかった。

協賛も大風呂敷。手書きの文字が最高ですね。子供のころの盆踊り会場を思い出します。地元の建設会社や電気屋さん、ガス屋さんとかがこうやって協賛してたな。懐かしい。

一緒に参加した我が子は盆踊り初体験。
最初は「踊り方もわからないし恥ずかしい」と言っていたのが、最後の方には、「踊り子さんのダンスを近くで見たい!」と櫓の方に積極的に近づき、一人で知らない大人たちと踊り、帰り道も踊りっぱなし。かーちゃん嬉しいよ。

ちびっこたちの浴衣姿をたくさん拝めて眼福です。櫓も風呂敷で敷き詰められていました。大風呂敷プロジェクトの皆さんの努力が窺えます。お疲れ様です!

最後の方はこんな感じ。このどこかに我が子がいます。(良い意味で)変な大人たちばかりでよかったね。こういう人たちにたくさん出会いながら、成長してほしい。

最後に

大友さんがこの芸術祭全体で伝えたいことが詰まっていたお祭りだったと思う。老若男女、どんな人もごちゃ混ぜになって踊ること。初めてでも、わからなくても、まずは一緒に歌って踊って生きること。そう、生きること。

「やり方がわからないからやらない」と言いがちな我が子も、見よう見まねで踊りの雰囲気に身を任せて、自分で「やってみる」を実践できていました。その体験をさせてあげられて本当に良かったと思います。祭のスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。

芸術祭も家族で見に行くぞー!たっぷり満喫します!

 

こちら購入しました!

こちらも買わねばね!

【本日の一品】アンティーク市でお迎えした花器

 

2か月ぶりの更新です!ちょっと体調不良で大人しくしているのですが、ネタはあるので徐々に更新していきますよ!

ということで先月、「北海道アンティーク骨董ジャンボリー」に行ってまいりました。1年に1度札幌で開催される、北海でも最大級のアンティーク市です。

北海道アンティーク骨董ジャンボリー
年に一度札幌で開催、北海道最大のアンティーク/骨董品に特化した展示即売イベントです

 

私も今年が初参戦!約30店前後の業者や店舗が参加しており、来場者もご年配から若い人まだ幅広い世代が楽しんでおりました。

私が購入したのはこちらの花器。試験管もアンティークです。北広島に実店舗がある「かくれ家」さんで購入しました。

かくれ家*kakureya*HOKKAIDO
2017.4.14open*北海道 北広島市にある古物、雑貨のお店です

 

実際に花を飾るとこんな感じ。何かおしゃれなショップにありそうですね。

使われているすりガラスもキレイ。いくつか種類があったのですが、おばあちゃん家にあるっぽいデザインを選びました。

食卓に飾ってみました。レトロな我が家(かなり古い)にも馴染みます。

既製品では出せないような味わいがある物を、吟味して探せるのがアンティーク市のいいところ。買い過ぎに注意しつつ、また来年も楽しみです!

それではまた次回!

Coinで悶絶もののキャンドルを作った話

 

3/19(日)にSpace1-15のCoinにて、とってもかわいいキャンドルを作ってきました!こちらの記事を見て一目ぼれ。ぜひ作ってみたいとすぐに応募しました。

3月 すみれ グラスキャンドルワークショップのご案内 - Coin コワン | Coin
北海道札幌の洋服店「Coin コワン」のホームページです。オールドマンズテーラー,naruse,no.57,f/style等のブランドを扱っております。

 

いやーほんとにもう出来上がりに大満足でめちゃくちゃかわいいので、まずちょっと!ちょっと見てください!

ぶっふーーぅ!このぎゅうぎゅうにスミレが詰まったキャンドル、デザインが斬新でかわいくて、3時間頑張った甲斐がありました。

こちらのキャンドルは、Candle.vidaを主宰するマエダサチコさんがデザイン。5月にはマエダさんご本人が来札してワークショップを開催するそう。

アートキャンドルスクール|candle.vida
アートキャンドル協会認定のキャンドル教室「candle.vida」講師にマエダサチコを始め、コクマイリエ、サイトウマチコが勤めるキャンドルスクール。自由が丘・大阪・仙台...

 

今回はCoinの東さんに教えていただきました。とても楽しかったので、このキャンドル作りの模様をレポートしちゃいます。

土台のキャンドルを作る

まずは土台のキャンドル作り。ソイキャンドルを素材として使用し、アロマオイルを垂らして好きな香りも付けました。

作業机もカラフルです。

ソイキャンドルを琺瑯の片手鍋に入れて、電磁調理器で溶かしていきます。火力が一定になるので、ガスより電気で温める方が良い仕上がりになるそう。

土台のキャンドルは2色作れるのですが、私は白と黄色にしました。こちらは黄色い色粉を入れたところ。ほんの少し入れるだけでしっかり色が付きます。生卵みたいですね。

色粉がしっかり混ざったら器に注いで冷やし固めます。その間に上に載せるスミレのパーツを作りましょう。

すみれのパーツを作る

まずはどの色を作るか決めます。他の参加者の方は結構自由な色使いをしておりそれもいいなーと思ったのですが、私はこの先生のお手本に惹かれて応募したので、なるべく似た色合いでつくることにしました。

これが先生のお手本。カラフルでかわゆい。

こちらがスミレのシリコン型。花びらの細かい皺も表現されていて、2色使いにも対応しています。

まずは黄色から作ってみました。鮮やかな黄色にしようと思ったら意外とまろやかな色になって、これはこれでいいなと。なので、全体的に優しい色合いでまとめることにしました。

冷めて型から取り外したところ。細かいところまで再現されています。

続いては2色使いの花を作ります。今回はピンクと紫の花を作ってみます。まずは下になるピンクを注いで、そのあと上の紫の花びらの部分に蝋を注ぎます。
ちょっと左の花とかはみ出してますが、出来上がると意外と気にならないので恐れずに手早く作ります。

続いてアクリル絵の具で模様をつけます。

特にこの黒い部分は筆になるべく水分を含ませず、パサパサした状態で掃くように模様をつけていきます。

全部の花に模様を付けたところ。あ、右上のプリンのようなキャンドルが、先ほど作った土台になるキャンドルです。こうやって見ると本当にプリンみたいですね。
さ、次はこれを組み立てていきます。

ぎゅうぎゅうにスミレを詰める

全体のバランスを見ながら配置を決めていきます。結構頑張って模様を付けたので隠れちゃうのはもったいなーと思いながらも、やっぱりぎゅうぎゅうの方がかわいいのです。ちらりと見える模様、細部にこそ魂が宿るのです。

2色使いの花をセンターにしてみました。

最後に、接着剤代わりのソイキャンドルを注いで固まったら完成です!

撮影用のデスクまで用意していただきました。
たまんないなこれ…

はー(溜息)。かわいい。やわらかい色遣いにして正解でした。何か美味しそうですね。プリンの上にエディブルフラワーが乗っているみたい。

おわりに

たまたま参加者が私しかいなかったので、マンツーマンで集中して取り組むことができ、とっても充実したひと時でした。大満足です!

一生懸命作った後はお茶とお菓子まで出していただいて、子育てから仕事からいろいろな話もさせていただき、何かもう本当にリフレッシュできました。

こちらのワークショップ、今月はまだあと1回チャンスがあるそう!
3/26(日)の10時からのがまだ空いているはずなので、ご興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。

詳細はこちら↓

3月 すみれ グラスキャンドルワークショップのご案内 - Coin コワン | Coin
北海道札幌の洋服店「Coin コワン」のホームページです。オールドマンズテーラー,naruse,no.57,f/style等のブランドを扱っております。

それではまた次回!

「手のひらから宇宙まで」で科学と芸術のかかわり方を考える

      2017年3月11日に、CoSTEP修了式公開シンポジウム「手のひらから宇宙まで 〜電波が創発するコミュニケーション、そしてアート〜」に行ってまいりました。

この日は北海道大学科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)の修了式があり、その公開シンポジウムとして今回のイベントが開催されました。

今回のテーマは「電波」。スマートフォンやPCが欠かせない私達にとって、電波は目に見えないですが、非常に大切な存在です。普段意識していないだけで、日常生活のあらゆる場面で電波は飛び交っています。

では、その電波とはそもそもどういうものなのか?電波と人間とのかかわりの歴史は何か?現代アートの世界で電波はどのように利用されているのか?という3つの話題提供があり、登壇者3名でトークセッションを行っていました。

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【登壇者】

  • 久保田 晃弘 多摩美術大学 教授、ARTSAT×SIAFラボ(SIAF2017参加作家)プロジェクトリーダー
  • 大鐘 武雄 北海道大学 大学院情報科学研究科 教授
  • 原島 博 東京大学 名誉教授、東京大学大学院 情報学環 特任教授

【展示ディレクター】

  • 小町谷 圭 メディアアーティスト、札幌大谷大学 専任講師、ARTSATxSIAF メンバー

【司会】

  • 朴炫貞 北海道大学 CoSTEP

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「電波」を意識させるメディアアート

今回はメディアアーティストの小町谷圭さんが、シンポジウム会場内の展示をディレクションしておりました。

会場内に映し出された波形は使用するマイクの音に反応して形が変わります。こちらも、「あぁ、音って波なんだよなぁ」と再確認できる仕組み。

そしてこちら、風船には中継器やカメラが搭載されており…

こんな風に会場全体の様子を映し出していました。

そして更に、会場中の座席に置かれていたFMラジオから登壇者の声が!ある特定の周波数に合わせると、マイクを通じて登壇者の声が聞こえる仕組みでした。

北海道大学でアーティストが躍動したら嬉しい…と思っていたので、こんな風にアーティストが電波の存在を可視化する取り組みが見られて、とてもワクワクしました。

もっと遠くへ

ここからは話題提供やトークセッションで心に残ったお話を、トピックごとに紹介します。

まずは久保田晃弘さんのお話の中にあった宇宙開発に対する「理系だけじゃない分野の参入」というお話が興味深かったです。
久保田さんは「ARTSTAT:衛星芸術プロジェクト」で芸術衛星INVADERを打ち上げました。この芸術衛星は、なんと宇宙から詩や音楽を送信!

INVADER (CO-77)
ダブルクリックで衛星の内部構造を見ることができます。 芸術衛星 INVADER 概要 ARTSATプロジェクトは、衛星を専門家のための「特別なモノ」から、市民の日常の中の...

 

さらに2号機のDESPATCHには渦巻き型の彫刻作品を搭載。JAXAのはやぶさ2に相乗りし、深宇宙から詩を送信し続けました。

DESPATCH (FO-81)
ARTSAT2:深宇宙彫刻「DESPATCH」 2013年9月 多摩美術大学×東京大学ARTSATプロジェクト ARTSAT第二弾「深宇宙彫刻 DESPATCH」相乗り選定 このたび、独立行政...

 

このように「宇宙でどのような芸術活動が可能か?」という挑戦を続けている、久保田さんを中心としたARTSATの皆さん。そのキーは、「人文学的な視点を宇宙開発に持ち込む」というテーマ。

今回のシンポジウムでも、「人文学の視点から宇宙にアプローチすることは、人類の創造性を広げる大事な役割を持つ」という久保田さんのお話がありました。この「創造性」は人類をリードし、より広い視野を持って研究を進めていくために必要なこと。

トークセッションで久保田さんはアートとサイエンスのコラボレーションについてもお話ししておりました。
サイエンスは事実に基づく客観性が必要とされますが、自身がやっていることの積み重ねが100年後の応用に役に立つもの。アートはマジョリティーに対する疑問や批判が原動力。しかし両者には共通点があり、「アートとサイエンスはどちらも人類の“遠くに行きたい、見たことないものを見たい”という夢を叶えるもの」と、久保田さんは仰っておりました。

そして、より遠くに行くためには、「未来は過去の中にある」から、サイエンスの分野でも美術史を学ぶことの重要性をお話ししておりました。原田さんもテクノロジーは「表現」なのだから、工学部の基礎科目でアートを学ぶ機会があるといいと提案しておりました。

ARTSATでの表現手段として「詩」というジャンルを選んだのも素敵です。詩は、言葉だけで私たちをマクロの世界からミクロの世界まで一瞬で行き来させてくれます。
例えば、詩人・谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」は、宇宙の果てを知らない私たちに、その広大さと孤独を伝えてくれます。まだ見ぬ世界を想像させ、言葉の羅列それだけで身震いするほど体感させてしまうのが詩です。

宇宙を理系にしかわからない世界にしてしまうのはもったいない。宇宙での人文学、芸術、期待しています!

技術の発展で私たちは本当に幸せになれたのか?

続いて、原島博さんのお話で気になったところ。原島さんのお話の中で、電波を用いたコミュニケーションの歴史を振り返り、便利になった現代は本当に幸せなのか?と問いかけます。

原島さんは1990年前後に「情報社会は人を幸せにするのだろうか?」という疑問を持ち、「コミュニケーション技術者として最強の批判者でありたい」という志を持っておられます。

「便利じゃない」が当たり前だった時代には、何を生み出すにも手間がかかる一方で、本当に必要なものだけを皆手にしていました。しかし、「便利」な時代の弊害としては、安易な生産が可能になったことで不必要な情報の洪水が発生し、受け手の負担が増大しています。DeNAのWELQ問題などありましたよね。

自由競争社会で「便利さ」は人を楽にさせず、むしろその競争を激化させています。そんなお話を聞いた時にふと浮かんだのはこちらのマンガ。

 

環境の発達は、やりたい人の「もっとやりたい」を叶えてゆく。逆に、やらない人の「できません」を消してゆく。

「やらない」「やりたくない」と言える人の可能性はどんどん広がり、言えない人はどんどん追いつめられる。

私が大学生の頃、当時お世話になった先生と「技術の発展で人々の手足ばかり伸びていったけど、本当に互いのココロは近づいているのかな?」と話し合ったことがあります。まさに今その心境で、人と人とが簡単につながれるようになったけど、では果たして、人に優しくなれたかと言えば…?

「『○○する人、されたい人には便利』ということは、『○○したくない人、されたくない人には暴力』とも言える」と原島先生はおっしゃっていました。「できない」なんて言えない。やるか、やらないか。それを表明しない限り生きていけず、沈黙は許されない。そんな時代を、私たちは本当に待ち望んでいたのでしょうか。そんなことを考えさせられたお話でした。

おわりに

もっと気になるトピックはたくさんあったのですが、今回はここまで。とても興味深いシンポジウムでした。

最近、サイエンスとアートの関係について考える機会が多く、互いの違いや共通点もある中でどう面白いものを創っていくかについて情報を集める日々でした。ですので、久保田さんのお話は特に考えさせられました。

帰り道に弊社の社長と感想などを話していたのですが、「昔の物理学者とかは芸術に関する知識や実践もあった」という話題がでました。
「遠くに行くため」「突き抜けるため」には想像力が必要で、それはサイエンスにおいても同じですし、それこそパラダイムを変えてしまうような研究をするのに、人文学や芸術の力が必要になるのかもしれません。

アートはサイエンスのことを、サイエンスはアートのことを。互いの文脈や歴史、動向を知り学ぶことができてこそ、時代を切り開く実践が可能になるのだと思います。

シンポジウム当日の様子はこちらで紹介されておりました↓

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それではまた次回!