【本日の一品】ゴッホ展オリジナルグッズ~ゴッホ展を娘と見た思い出~

前回の記事と少々つながる部分はあるのですが、9月の初めころに娘とゴッホ展に行ってまいりました。

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢
ゴッホ展 巡りゆく日本の夢の公式ホームページです。北海道立近代美術館で2017/8/26~10/15まで開催。その後、東京都美術館で10/25~2018/1/8まで、京都国立近代美術館...

娘に「ゴッホといえば何が思い浮かぶ?」と聞くと、「うーん…ひ、まわり?」と首をかしげていたので、こりゃ連れて生きがいがあるなと思いました。

ただ、当日の会場は大混雑で、しかもテーマが「ゴッホのジャポニズム」。「ねーねー今回はひまわりないのー?」「ないない、でも他にも面白い作品たくさんあるよ」と、人ごみの中で何とか娘の手を引いて進んでいきました。

あなたはどの作品が好き?

今回の展覧会、後半にはゴッホと日本の交流が示された資料が中心だし、どうしても娘も飽きてしまいがち。ということで、娘と「この展覧会で一番好きだった絵を探してみようゲーム」をしてみました。

娘のお気に入りはやはりゴッホの「寝室」。

 

明るい色彩と、自分の部屋の間取りに似ているそうでどうも好きらしい。

あと、ゴッホの『花魁』の元になった、渓斎英泉『雲竜打掛の花魁』もよく見ていました。

フィンセント・ファン・ゴッホ-日本趣味 : 花魁-(画像・壁紙)
フィンセント・ファン・ゴッホ Vincent van Gogh:後期印象派の中でも最も名の知られたオランダ出身の画家。絵の具の質感を顕著に感じさせる力強く荒々しい、やや長め...

 

歴史漫画で絵師の木版画について読んだばかりだったようで、「これは北斎とか広重と同じように描いて刷ったの?」等と聞かれたりしました。

私?私は断然、「夾竹桃と本のある静物」ですね。

ゴッホがアルルに住み始めた直後に、

ぼくはまた、門の前に樽植えにして夾竹桃を二本、植えようと思っている

と書簡に書いたようです。「もーーナイスアイデアだよそれ!私もやりたい!ねぇ一緒にやろうよ!」とゴッホの絵に話しかけてしまいました。

もともと静物画ってその魅力がぴんと来なかったのですが、ゴッホのおかげで大好きになりました。この匂い立つような夾竹桃、人の目線を感じる構図と本の配置。あーたまらん。何と美しい絵なんだろうと思います。

娘とそんな感じで、自分の好きな絵への思い入れを話しているだけであっという間に時間が過ぎてしまいました。

生活の中のゴッホ

展覧会を見終わってからも、書店に並ぶ関連本を見つけては、「あ!ゴッホあるよ!」と娘が叫んだり、他の作家の絵も見ては「色とかなんかゴッホみたいじゃない?」「今日の私の服装、何かゴッホの絵みたい!」とか言い出したり。

彼女の中で「○○のようだ」の中に、「ゴッホ」が入った瞬間に立ち会えたなと思います。

そう、きっと私たちの暮らしの中に、ゴッホやマネやピカソの作品はあるのです。相手や自分の心情、環境の変化に鋭敏になり世界を見つめることで、私たちはそこに画家たちが描いてきた世界を見ることができる…と思うのです。

先日、弦巻楽団の「リチャード三世」を拝見した時も同じことを思いました。

弦巻楽団「リチャードⅢ世」を観劇しました!

薔薇戦争は本当に過去のことなのか?
イギリス王室の骨肉の争いは現代にあるのか?
そして、あなたの身の回りにリチャード三世のような人間はいないか?
リチャード三世はもしやあなたではないのか?

これから彼女が生きていくうえで、様々な演劇や美術などに触れていく機会が多ければいいなと思っています。

それは過去を、今を、未来を、世界を、自分の内側を、宇宙までを一度に見通せる強い目を持たせてくれるのだと、私は信じています。

お待たせ!ミュージアムグッズです!

今回もたくさんオリジナルグッズを購入してしまいました。内容も充実していて大賑わいでした。

まずはマスキングテープです。

わたしは花魁柄にしました。なかなかサイケデリックで可愛いです。

そして、「夾竹桃と本のある静物」の一筆箋。

ポストカードとボールペンのセット。

クリアファイルは寝室にしました。部屋に飾ってもよさそうです。

お気に入りはこの付箋。絵の中のモチーフを付箋部分に採用したもの。あまりにもかわいいので3種類コンプリートしちゃいました。

この折り紙もちょっと変わっています。

柄は6種類入っています。自画像、花魁、寝室ですね。この3種類がオリジナルグッズ全体のメインの絵になっていたのかもしれません。

娘が見つめる中、グッズを買いあさる母を…どうか許してください!

それではまた次回~!


ゴッホ展 ミュージアムグッズ

A4クリアファイル ¥400

折り紙 ¥550

付箋 ¥550

一筆箋 ¥420

マスキングテープ ¥550

ポストカード ¥120


 

弦巻楽団「リチャードⅢ世」を観劇しました!

久しぶりに娘と演劇を見に行きました。弦巻楽団の演劇講座である「舞台に立つ」シリーズ、今回はリチャードⅢ世です。

さて、娘にとっては初のシェイクスピア、あんなに長い難しいセリフを聞いてちんぷんかんぷんにならないか?物語の背景をあんまり理解できないまま進んでもOKなのか…?などなど、母としてはいろいろ準備しようか迷ったのです。

でもね、その準備した「知識」を追いかけることが「観劇」になるのは嫌だなと思って。やめました。準備するの。簡単なあらすじだけ話して会場へレッツゴーー!

今はわからなくてもいい

まー小学生なので、途中でやっぱりちんぷんかんぷんになってましたけども、印象に残るシーンはあったようで。

「相馬さんの迫力すごい…!」「最後にリチャードを殺した男、ちょっとカッコよかったよね」などとポツポツ感想を漏らしておりました。

帰り道の新さっぽろ駅のエスカレーターでシェイクスピアごっこするくらいには楽しめたようです。よかった!

なんで小学生にシェイクスピアを見せるの?

全然関係ない話ですが、娘とこの間北海道大学総合博物館に行ったんです。すると触れる展示品の中にダイヤル式の黒電話があって、「これなにー?」とか言いながら、初めて触る黒電話の楽しさとその使い方を学びました。

するとすぐ次の週に、社会の授業で警察署に見学に行ったらしく、「110番の由来は黒電話のダイヤルからきている」と教えられ、ほかの子に比べ娘はより深くその話が心に残ったそうなんです。「あの時触っておいてよかったねー」と言っていました。

私が子供にシェイクスピアを見せたのも、同じ理由かもしれません。今はちんぷんかんぷんでもいい。難しいセリフしゃべって争いまくってんなーでもいい。

弦巻楽団「ナイトスイミング」を見せた時もそうです。

娘が現代文の授業で「走れメロス」を読み、その胸に深い感動を再度味あわせるための財産なのです。

彼女が世界史を学んで薔薇戦争の何たるかを知るとき、リチャード三世もまた、彼の人格を作り上げるような、恐ろしい歴史と環境の中で生きていかねばならなかったことを、娘は知るのだろう。それが私の何よりの楽しみです。

ちなみにゴッホ展もそうでした。展覧会が見終わった後の娘の後日談とかも面白かったので、購入したグッズと合わせてご紹介したいと思います。

それではまた次回!